Squarepusher

“SFが興味を惹くのは、それが倫理的な問題をテクノロジーが含意したときだ。たとえば、自動車工場がロボットだけで操業した際に、人びとが職を失うといったことは、テクノロジーがもたらす恩恵が一方でネガティヴなインパクトをもたらす一例だが、SFがこうした社会的な面に触れていれば面白いと感じることはある。とはいえ、ロボットと人間の宇宙戦争みたいな空想物語は面白いとは思えない。むしろバカげてさえいる。”

“わたしは、非人間的な演奏に魅力を感じる。実際、ベースギターの演奏家としても、できるかぎり機械のように演奏することを目指してきた。人間的なニュアンスを排除したいと思って演奏している。だからヴィブラートの使用をできるだけ避けている。
なぜってヴィブラートは、音楽上の表現としてはステレオタイプなものだからだ。キライなんだ。だから機械に影響を受けたような演奏を心がけている。デジタルやコンピュータがいかに生身の人間の演奏に影響を与えているかという部分は、実際、ロボットの演奏と並んで最も興味あるところだ。”

“リゲティの自動演奏ピアノ曲は、さほど知られているものではないかもしれないけれどとても興味深いものだ。”

“エレキギターのような耳慣れた楽器をロボットが演奏することによって何がもたらされるか、ということを考えてみよう。エレキギターはポピュラー音楽のいたるところで使用されており、慣習的に使われているという意味では、音楽制作のうえでもっとも制度的な楽器ということが言える。こうした楽器の音は、コードひとつ鳴らしただけで、過去の音楽的リファレンスがすぐさま想起されてしまうほどにコンテキスト化されているわけだが、それがノン・ヒューマンな手によって演奏されることで、いままで聴いていたサウンドが、まったくの異物として響くことがありうる。そして、そのことによって、わたしたちが想起するリファレンスの体系を壊すことができる。”

“録音というのは、元々巨大な音で演奏されたものを小さな音で聴いたときに、その人の脳に「これはものすごくラウドな音なんだな」と錯覚を起こさせるよう収める事が大切な技術でなんです。例えば歌舞伎の化粧も目の前で見ると大げさな眉毛ですが、劇場の客席という離れたところで見た場合に丁度いい表情に見えるようにしてあるんですね。だから、家の中ではとても原寸大の音量では再生できないけれど、それを小さい音で再生したときにも『ああ、これは激しいサウンドだ』と思わせるのが大事なんです。それがテープだと非常にやりやすいんですよ。”

— Gok Soundスタジオ代表・エンジニア 近藤祥昭
音の達人インタビュー 吉祥寺Gok Sound - StudioASP.com

Total Harmonic Distortion =全高調波歪 http://audiodesign.co.jp/blog/?p=60

オーディオの世界において歪みは大敵かもしれませんがこのTHDはとても魅力的な成分にもなります。真空管アンプが人気あるのはこれのおかげが大きいです。

レコーディングのプロセスの様々な所でTHDは発生します。まずは入り口であるマイクの中の回路。その後につなぐヘッドアンプ。EQ,Comp。そしてテープに録るならテープ。ProToolsに録る場合は降発生しません。発生しないのでTHDを付加するプラグインが山ほどあります。

THDが聴感上どう作用するかというと曲の温度感を上げたり、音色にリアリティをもたらしたり。音が前に来るという表現もあります。

THDをどう使うかはその曲の必要とされる温度感次第です。

僕の個人的な感想で最もTHDが必要ないと思うのはエレクトロニカ。

マイクでTHDの発生が多いのはやはり真空管マイク。高級ヴィンテージマイクなら47,49,67,269,251,C-12などなど。その中でも一番THDが多いなと思うのは67。

67の出力レベルはとても大きいのでそのせいだと思われます。

ヘッドアンプでもやはり真空管系の方がより多くTHDが発生します。トランジスタでもOldNeveなども。なぜ新しい機材では少ないかというと「とにかく歪み率を下げる」というのが常にオーディオ的目標だから。

でも最近はTHDを付加させることが出来るヘッドアンプも多い。(歪みが無いと味も素っ気もないと言うことに気づいたから)

THDの発生はヘッドアンプを高く設定することで多くなります。歌ならサビの一番声の大きいところでギリギリになるよう設定します。そんなギリギリにしなくても良いじゃないか、と思うかもしれないけどギリギリにしないとAメロが味気なくなるんです。

歪まないように低く低く設定して後で調整するなんてダメダメです。ヘッドアンプのTHDはヘッドアンプでしか得られないから。

ベースなんかのレベルの変動が少ない楽器は設定が楽だけど歌のようにレベルの変動がとても大きいものは設定を慎重に。でも安全側に行き過ぎるととてもつまらなくなる。慎重に、と言ってもシンガーに何回も歌わせてはいけません。基本あたりをつけておいて一回目歌った時の1サビで調整終わらせないと。

ヘッドアンプの設定ひとつとってもハイリスクハイリターンです。

THDが多ければいいってもんでもない。

THDの適性な付加は倍音構成を均一化させる働きもあります。

THDを翻訳すれば、艶やかさとか色気とかパワー感とか。

しかしヘッドアンプを上げていけば同時にトランジェントも失われていくから、そこにも気を使いつつ。(以外と気を使っているんですw)

そうやって一つ一つの楽器に対して適切なヘッドアンプの設定をやるんだけど、最後のミックスやマスタリングでもまた色々やる。

昔デジタルの音が細いと言われてたのはヘッドアンプの設定の差も大きい。アナログマルチに比べるとデジタルは全然レベルが入らないのでヘッドアンプの設定を下げる人がいた。それは必然的にTHDが少なくなることに。トランジェントも残りすぎる。それが細いとなった。

一番大事なのはマイキングで次がヘッドアンプの設定というのはそういうこと。(打ち込みには関係ない話だけど)

歪むのが怖いから設定下げがちだけどそれじゃうっとりするような音色は得られない。

渡辺省二郎(レコーディング・エンジニア)

https://twitter.com/shojirowatanabe

(蟹江敬三さまの画像(1/1) :: 07’ nounen 能年玲奈オフィシャルブログから)

“当時のアメリカ、日本はスハルト将軍を支援しています。佐藤(栄作)首相の時代だったのですが、佐藤首相はご自分のポケットマネーを600万円、その当時の斉藤鎮男大使に渡して、その暴徒たち、殺戮を繰り返していた人に対して資金を与えているんですね。そういう方が後にノーベル平和賞を受けた、ということに、私は大変な憤慨をしております。”

“最近のロックバンドは、みんなで波長が合っていないといけないと思い込んでいるけど、過去の偉大なグループを見ると、それぞれのメンバーはお互いに合わせようとしているわけじゃなくて、それぞれが独自の世界感を保っている。”

Pablo Picasso - Seated Woman in a Chemise (1923)
綾瀬はるか (Haruka Ayase)
石原さとみ (Satomi Ishihara)